庭のユスラウメの実の色が濃くなって、ほれぼれするくらいきれいな色になっています。
6月1日(土)に母の四十九日の法要&納骨を済ませました。
前日、外出から帰宅するとお寺さん(ご住職の奥様)から、7月が新盆
だからお盆のお経も一緒にやりましょうか、との連絡(留守電)がありました。
そうなにもかも一緒にやるのもあわただしい気がするけれど、お寺さんの
方からいってくるのだからいいかと、やっていただくことにしました。
結局前日は、メッセージを聞いたのは夜も遅くなっていたので当日の朝に
なって電話連絡をしました。
しかし、そうなると当初用意した金額のお布施では足りないかなとうかがって
みるとプラス1万円でよいです、とのこと。
でも、はっきりしているお寺さんでよかったf(^―^;
一人で骨壺や花を持って電車でお寺まで行くのは、とても無理なので
タクシーで行くことにしました。
持っていくのは骨壺、それと一緒にしてあった埋葬許可書。
お花、お供物、白木の位牌、新しく作った位牌、昔母が作った古い位牌。
古い位牌は、お寺で引き取っていただきます。
9時過ぎに車に来てもらって、松戸市の自宅から約1時間で都内
江戸川区のお寺に到着。
ついて早々にお布施をお渡しする。
(これはご住職の奥様に言われたので)
この日は親戚の人も来ないので、私一人。
お寺の方に言われて、先に墓石に花をあげておくことにしました。
水を入れた桶を墓石前に置いて、これが石材屋さんへの目印。
お寺の中で、11時からご住職にお経をあげていただく。
「真宗勤行集」という冊子があり、これはお経にふりがなも振ってあるので、
ご住職にあわせてちょっとだけ読んでみる。
お経もすみ、12時過ぎにお骨を持って墓石の方へ。
石材屋さんが、すでにお骨を入れられるように墓石を開けてくれてました。
中を見るのははじめて・・・かな?
約30年前、父が亡くなったときに見ているはずなのですが覚えてない。
今回、中を覗くと父の骨壺だけと思ったら三つもある。
一つは今回の母の骨壺と同じ大きさなので、これは父の骨壺のはず。
その他に小さく、茶色い骨壺が二つありました。
二つともフタが割れている。
これは誰が入っているのか???
まったく分かりません。
父の両親か、きょうだいなのか。
今のお墓を作る前の事は両親から聞いていなかったので分かりません。
でも、お寺さんにきいてみればわかるのかな。
伺いそびれました。
再び墓石を締めて、ご住職がお経をあげてくださる。
お経が済むと総べて終了。
いったん控え室に戻ってから石材屋さんにお支払い。
この後、墓石に母の戒名を彫っていただくことになりました。
これで帰って良いのですが、私が介護の仕事をしてることもあるせいか
ご住職の奥様から介護のこと、老人ホームのことについていろいろ聞かれました。
どうも身内で介護の必要な方がいるようです。
後でうかがったら、奥様は私と同い年でした。
母をやっと送り出すことができました。
良かった良かった。
これで私がいつ死んでも、誰も困らない。
私にとっては大きな責任が一つ減ったので、或る意味気が楽になりました。
12時40分頃お寺を出る。
この後は、そのまま家に帰るつもりはなく、喪服から普通の服に着替えて
遊びに行ってしまいました。
世田ヶ谷パブリックシアターで山海塾公演、渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで
「アントニオ・ロペス展」、渋谷パルコ劇場でフィリップ・ジャンティ公演鑑賞。
なにかやっていないと落ち着かない人間なので、クタクタになっても行ってしまいます。
そして昨日、月曜日には墓石に置く香炉(線香置き場)も新しいのが用意できて
「置いてきました」と葬儀会社の方から連絡も入りました。
納骨には間に合いませんでしたが、まあいいです。
今回のことで使った費用は以下のとおりです。
お布施 12万円
(納骨式といっても私ひとりなので、お布施しかお渡ししていません)
石材屋さん 5万円
タクシー代 約6800円
香炉代 8万4千円
日、月、火は仕事で明日、水曜日は休み。
書類も用意できたので、午前中に土地と家屋の相続登記の手続きのため、
法務局へ行ってきます。